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「busworld 2015」に行ってきました

ベルギーはブリュッセルの西約90kmに位置する地方都市kortrijk(コルトレイク)でバスの国際展示会"busworld2015"が隔年開催されます。今回は例年にも増して電気バスなどの環境対応車の出展が多かったです。
その中の電気バスを中心に22車種ほど紹介します。(F)

ベルギー,コルトレイク駅。首都ブリュッセルから電車で1時間強のコルトレイク駅、展示会場はここから路線バスで10分程のところにあるkortrijk-Xpoです

ようこそbusworld2015!

オランダVANHOOLの3連接のバス"Exquicity" はHybrid BUSです、2011年のショーでは展示されていたものが今回は試験走行で街を走っていました結構目立ちます、試乗もできました

BYDの中型電気バス、電池搭載量は162kWhとBYDとしては控えめです

こちらはBYDのダブルデッカーで右ハンドルのイギリス仕様です、電池搭載量はなんと345kWh!英国のバスメーカー アレクサンダー・デニスとの提携によるものです

そして昨年アメリカで発表されたBYDの連接バス、2階建てバス同様ホイールハブモーターを採用してます、同社はこの様に多彩なラインナップを展示していました

前回試乗したオランダEBUSCOの電気バス、電池は中国銀通製です

スペインVECTIAのシリーズ型ハイブリッドバスTERIS10は全長10m、ディーゼルエンジンで発電し160kWのモーターを駆動します

フランスBUSINOVA社のプラグインハイブリッドバスはデザインが強烈!マルチハイブリッドシステムを搭載し、電気モーターと油圧モーターにディーゼルエンジンを組み合わせ、電池は韓国KOKAM製135kWhが搭載されています

ドイツSILEOのS18連接電気バス、300kWhの電池を屋根に搭載します、他に12m(電池200kWh)クラスもあります

ウクライナBOGDANのハイブリッドバス、A70522.184kWのカミンズ製ディーゼルエンジンに170kWの発電機、120kWのモーターが搭載されています

ポーランドのSOLBUSはCNGのシリーズ型ハイブリッドバス、モータはTM4製の235kWが搭載されています

フランスPVIの9m電気バスOREOS 4X、170kwhの電池を搭載しています、パリ交通公団(RATP)で使われているようです

トルコKARSANの小型電気バスjest、66kWhの電池を搭載しています

IVECOの小型電気バスDAIRY、7mのボディにFIAMM社のナトリウム-ニッケル電池とスーパーキャパシターが搭載されています

チェコEKOVAの12m電気バス、電池仕様は190kWhと265kWhがあり、リアオーバーハングと屋根に搭載されています

ポーランドSOLARISの電気バスURBINO 12ELECTRICがモデルチェンジして登場です、40kWhの電池を6パック搭載、パンタグラフ式充電システムも採用されています

スペインIRIZARからも電気バスが出展されていました、i2eと言う路線タイプの電気バスで、ナトリウム-ニッケル電池376kWhにウルトラキャパシターが採用されています

前回も出展されていたVDLの電気バス、こちらにもパンタグラフ式充電システムが採用されています

中国KINGLONGのプラグインハイブリッドバスE12

VOLVOは7900シリーズのハイブリッドの連接バスと電気バスを出展しました、この電気バスもパンタグラフ式充電システムが採用されて、10km走行分を3~6分で充電できることから電池搭載量は76kWhと少なめです

SCANIAのCITYWIDE LEハイブリッドバス、電池は1.2kWhと少なめでハイブリッドシステムと一緒に屋根に搭載されています

中国YUTONGの電気バスE12(KINGLONGと同じ名前です)、295kWhの電池を搭載しています