2026インターンシップ体験記②さまざまな視点に出会った5日間

2026.09.02

京都情報大学院大学 応用情報技術研究科 M2 オウ

今回のインターンシップで、最初に取り組んだのは製品調査と比較でした。性能や価格などを調べていく中で、同じ製品でも「何を見るか」によって評価が変わることに気づきました。価格を見るのか、操作性を見るのか、実際の利用場面を見るのか。情報を集めるだけではなく、まず比較する視点を持つことが必要なのだと感じました。 その気づきは、次の実地調査と実証実験でさらに大きくなりました。事前に道路幅や走行可否を確認していても、実際に車両に乗ってみると、路面の凹凸や傾斜、通路の狭さなど、見るだけでは分からなかったことがたくさんありました。また、「通れるかどうか」だけではなく、利用者本人が安心できるか、周囲の人から見ても安全かという視点も必要だと学びました。

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その後のグループワークでは、さらに別の視点が加わりました。利用者として考えると、「こうなったら便利なのではないか」というアイデアはたくさん出てきます。しかし、実際の製品として考えるためには、便利さだけでなく、技術的に実現できるか、コストは適切か、安全性や規定に問題はないかなど、さまざまな条件を考える必要があります。 エンジニアの方の意見を聞きながら案を整理していく中で、一つのアイデアにも、利用者、技術者、企業など、それぞれ違う立場からの見方があることを実感しました。 最初は「使いやすいか」という一つの方向から考えていたものが、実習が進むにつれて、「安全か」「実現できるか」「周囲にはどう見えるか」と、少しずつ考える範囲が広がっていきました。

また、社員の方や他の実習生との交流も、自分の視点を広げるきっかけになりました。同じ実習に参加していても、他の実習生の発表を聞くと、注目しているところや考え方がそれぞれ違っていました。自分では気づかなかった部分を見ている人もいて、「同じ経験をしても、そこから何を感じるかは人によって違う」ということが印象に残りました。 人と話したり、他の人の考えを聞いたりすることで、自分一人では見えなかったことに気づけることも、今回のインターンシップで感じた大切なことの一つです。

最終日に自己分析をもう一度行った時、実習前より一部の項目に変化があり、5日間を振り返りながら、自分の強みやこれから伸ばしたいところを以前より具体的に考えることができました。 今回のインターンシップで、私は何か一つの正解を得たというより、「一つの視点だけで物事を見ないこと」を学んだのだと思います。利用する人、周囲にいる人、技術を考える人、そして自分とは違う考えを持つ人。それぞれの立場から見ることで、初めて見えてくることがあります。これから大学で学ぶ時も、仕事をする時も、今回出会ったさまざまな視点を持ちながら、一つの考えにすぐ決めつけず、少し違う方向からも考えてみたいです。そして、この5日間で得た「視点を変えて考える」という経験を、これからの学びや仕事の中で活かしていきたいと思います。

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